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シンポジウム情報

第41回中世土器研究会は終了いたしました

※資料集には若干の残部がございます。ご購入希望の方は事務局へ在庫を確認いただき、下記リンク「購入方法」の欄をご参照の上、本体1部2000円に送料を加え、お振込みください。
 重量は290gですので、一部の場合は送料が310円となります。書籍名として「第41回大会資料集」とご明記ください。

  刊行物一覧(購入方法)

第41回中世土器研究会 :須恵器生産の中世 変容と展開

日時: 2023年12月2日(土)・3日(日)
会場: 滋賀県立大学 A4-205教室  →A7-102教室に変更となりました(対面のみ)
     〒522-8533  滋賀県彦根市八坂町2500
アクセス: JR「彦根」駅 西口のりば2からから  近江鉄道・湖国バス
     〇「彦根郵便局・大藪郵便局経由県立大学」行
     もしくは
     〇「銀座街・パリヤ前経由県立大学」行 乗車約25分
     JR「南彦根」駅 西口から
     近江鉄道・湖国バス「県立大学」行 乗車約15分


内容
 古墳時代に朝鮮半島から伝わり、国内で発展を遂げた須恵器とその生産技術はしっかりと根付いた。飛鳥、奈良時代にも須恵器は土師器と並び欠くべからざる焼き物であったことは説明を要さない。平安時代中期以降には供膳具としての須恵器は急速に数を減らしていくが、決して生産が途絶えた訳ではない。生産器種を限定することで、中世須恵器へと変容を遂げることでその命脈を保ったのである。東播や珠洲のように、広域にその製品を流通させる大規模産地がある一方で、地域の需要を満たすための小規模な窯も各地に展開しており、そのありかたは多様である。中世土器研究会が2022年に刊行した『新版概説中世の土器・陶磁器』では東播系須恵器を項目に掲げたが、全国各地で生産を続けた他の中世須恵器窯には漏れが生じてしまっている。近年の研究成果を一堂に会し、古代の須恵器生産がいかに中世須恵器へと変容を遂げたのか、あるいは出現したのか、またその後いかに展開し、縮小していったのかを相互に比較することで、中世須恵器の特質を探りたい。

12月2日(土)  *発表時間・演題は変更することがあります。  

13:00     受付開始 ※時間厳守
13:30~13:40 開催挨拶・趣旨説明
13:40~14:25 北東日本海沿岸地域の中世須恵系陶器 -珠洲と関係する窯とのかかわりについて-
          水澤幸一(胎内市)
14:25~15:10 西播磨における須恵器生産の展開と変容-編年の再検討を中心に-
          稲本悠一(公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター)
15:10~15:30 休憩
15:30~16:15 山陽(亀山焼・勝間田焼)
          柴田亮(岡山大学文明動態学研究所)・鬼塚勇斗(鹿児島大学大学院)
16:15~17:00 十瓶山窯跡群における中世窯業の成立過程
          谷本峻也(香川県埋蔵文化財センター)
18:30~ →17:30~   懇親会(JR彦根駅付近を予定→滋賀県立大学カフェテリア)
    
12月3日(日)
9:30受付開始
10:00~10:45 九州の中世須恵器
          出合宏光(相良村教育委員会)
10:45~11:30 カムィヤキ古窯跡群
          與嶺友紀也(伊仙町教育委員会)
11:30~12:00 京都出土須恵器
          中谷俊哉(公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所)
12:00~13:20 昼食・休憩
13:20~15:20 討論
15:20~     閉会挨拶

参加費(資料代):2000円(予定)
懇親会参加費:4000円(予定)

申し込み
2023年11月23日(木・祝)までに①お名前、②御所属、③メールアドレス、④懇親会参加の有無、を申し込みフォーム( https://forms.office.com/r/wcbLBRLtpK )にて入力をお願いします。
※原則としてフォームからの申し込みに、申し込みを受け付けた旨のメール返信等はいたしません。申し込み後の内容変更等がありましたら、下記問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
※懇親会参加希望者は事前申し込みの徹底に御協力お願いいたします。


諸注意
・日程1日目は会場にてTOEICの試験が開催される予定です。そのため会場教室への入室は受付開始時間を厳守してくださいますようお願いいたします。
・会場周辺には飲食店がほとんどございません。昼食は来場前にご準備いただくことをお勧めいたします。
・お車での来場も可能です。その場合は、北側来客者用駐車場をご利用ください。